brown diary・〜日常茶飯事〜 

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写真集ができるまでのお話
印刷にかかるまでの道のりは、人によってですが、まちまちなケースがあって、まあ、とりあえず文章にしちゃうと、とてもとても長いので、主に印刷所のお話をしましょう!「ブラウンダイアリー」のシリーズと「ブラウンは、晴天なり。」は大日本印刷さん、ステキなカンチガイは図書印刷さん(沼津工場)でお世話になりましたぁ〜印刷所001.jpg

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表紙デザイン
写真原稿と本の比率は多少なりとも違うので、写真の上下左右のどこをどれくらい切ってはめ込むのがキレイか、そして、タイトルや著者名などの書体や位置、大きさなどのバランスを調整しまぁす。難しいのが「字詰め」。実は文字は形はバラバラ!普通に並べると、くっつき過ぎて感じたり、妙に隙間があいてるように見えちゃうね。そこで、字の形にあわせて間隔を詰めたりあけたりして、見た時にバランスよくキレイに見えるように調整するのだけれど、この作業はアートディレクターさんのセンスと感覚なのですよぉ〜。

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色校正
実はね、写真はRGB、印刷はCMYKで色が構成されてるの。そこで、RGBで入稿された写真のプリントをCMYKに変換するのですが、色によってはかなり変わってしまうのでぇす。なので印刷所のプリンティングディレクターさんが元のプリントの色に合わせる作業をしますが、厳密に言えば全く同じにはならないので、こんな感じですよ〜というものを出力してくれるんですな。コレを見て、このページはOK!!、このページはM(マゼンタ)がつよいです!とか、全体的に色が浅い感じがする!などを協議しながら徐々に色と調子を整えていくのだよ。
ある程度ととのったら、

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やってきましたぞ!印刷所!
そうです!いろんな作業をクリアして、ようやくここまでたどりつきましたぞ!!
このお話は表紙のデザインから始まりましたが、その前に、全体の流れをきめたり、本全体のレイアウトを組んだり、紙を決めたりで、更にその前に、まず写真をフィルムから印画紙にプリントする作業があるんですが、これは話し始めちゃうと、とてもとても長〜くなってしまうので遠慮しときまぁ〜す。。。
んで、ココ印刷所では、印刷技師さんが先の色校を元に版を作り、本機で色調整をしていよいよ本番なのですよぉ〜!ここで印刷されたものがそのまま本になるのです!おー!!

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立ち会い
通常は、先の色校を元にして印刷所で作業が進められていくんだkど、希望するとね、印刷に立ち会わせてくれるので〜す。だいたいが標準色温度の色被りしない蛍光灯と机しかない殺風景な部屋で、刷られてきたものをチェックします。あと、テレビと缶コーヒーがあります。ちなみにランチは社員食堂で用意してくれたりもしまぁす。

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本機な作業
技師さんが本機でインクの乗り具合を厳しくチェック!!ここではよりプロフェッショナルな技が光ります!本当はさっきの部屋で待ってなきゃいけないんですが、わくわくしちゃって、機械の横に張り付かせてもらっちゃいました〜。えへへすみません。。。

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刷り上がり
刷ったものをチェックして、著者(ここではブラウンとじゅん)からOKがでたら一気に部数刷り始めです!!(この時は初版8000部だったのでそれ以上を刷ってしまうのです。もう待ったナシなので〜す!!)というわけでOKの最終サインは緊張するのです。それが刷り上がり、版を換えてインクを洗って入れ替えて色調整をして次の折が見れるまでは、そうねぇ、だいたい2時間くらいね。これを何回も繰り返すの。

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運ばれてます!!
刷り上がったものが運ばれていきます。重そうですね〜。
紙が落ち着くまで少し寝かせるんですかね。
刷り上がったばっかりの時よりも色も少し落ち着くんですよ。
これをドライダウンとか言ってますけどね。

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表紙(PP加工)
表紙って、何故か違う工場の場合が多いんだよね。それはいいとして、このPP加工ってね、ツヤッとした加工なんだけど、色が濃くしまるのね。なので、それを計算して、ジャストの色よりも多少浅めよりに調整してもらうんですが、慣れないとどれくらいしまるのかわかんないんですよ。この時はアートディレクターの高田さんが細かくチェックしてくれましたよ〜

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片面終了!
そうです!紙を一晩落ち着かせて、また明朝から裏面を刷るのです!!ブラウンダイアリーの時は、朝9時から夜6時くらいで、いつも2日間なのです。全部で4回行ったので、この部屋にくるたびに、あ〜帰ってきた〜っていつも思いましたね。みんな親切にしてくれるので自分にとってはとても居心地がよかったです。いつも同じ技師さんにお世話になっていたのも毎回の楽しみのひとつでしたねぇ〜。
プロフェッショナルな仕事なのです。
この後、この刷られた紙たちは製本工場で立派な写真集になり、書店さんに並ぶ準備をするのです。